粉じん作業用だが、花粉症対策・災害対策用として購入する人も
花粉症対策・災害対策用として購入する人もいるこの排気弁つき防じんマスクを紹介します。以下について書きます。
・実際に使ったレポート(使用感と花粉症対策)
いつ大地震が起きてもおかしくないと言われるこの頃ですが、対策はできているでしょうか?
▶︎大地震対策については姉妹サイトのこちらの投稿をご覧ください。
大地震で建物が倒壊すれば多量の粉塵が舞うでしょうし、首都直下地震、南海トラフ巨大地震などと連動して万が一富士山が噴火すれば長期間の火山灰対策が必須になります。
新型コロナウイルス蔓延の際、長期間マスクが入手困難になりました。素人考えではマスクなどすぐに生産できそうに思いますが、大きな需要があると全く供給が追いつかなくなる、ということを我々は経験しました。
さらに、大地震が起きれば最悪の場合、電気・ガス・水道が止まり、スーパーやコンビニからは早々に品物がなくなり、建物倒壊や火災で工場や物流にも大きな影響が出ます。
私はこの3M(スリーエム) 防じんマスク 8805-DS2を災害対策用に購入しました。
箱が業務用のたたずまいです。
内容物です。
白い紙:
マスクの使用上の注意、性能情報が書かれています。
黒い紙:
SF的な印象の製品写真と製品特徴の文が載っている小型の宣伝チラシです。これが何かは説明が書かれていないのがいかにも業務用途です。調べたら溶接作業用のマスク(ヘルメット)でした。
溶融作業時に、溶融金属の蒸気が空気中で冷やされて微小な金属粒子となった溶接ヒュームと呼ばれるものが発生し、これを吸い込むと気道を通って肺に取り込まれじん肺の原因となるため、適切な防じんマスク着用が必要とのことです。
この3M(スリーエム) 防じんマスク 8805-DS2は溶接作業用も想定しているということですね。Amazonの製品ページの紹介写真の中に、この防じんマスク 8805-DS2をした上から溶接作業用のマスク(ヘルメット)をかぶろうとしている写真が掲載されています。
Amazonには製品概要として以下のように記載されています。
この商品について
・排気弁付きで呼吸が楽なカップ型使い捨てマスクです。
・のれん型排気弁で呼気の熱や湿気を排出します。
・ノーズクリップで鼻の周りからの漏れこみを軽減します。
・溶接ヒューム作業、研磨、切削、粉じん作業用。
・粒子捕集効率(%):95以上
・使用可能限度時間:11時間
・国家検定DS2合格品(第TM438号)
上部に、ノーズクリップの金属がついています。
一番の特徴は排気弁がついていることです。呼吸が楽で、蒸れにくいです。
黄色い部分が弁になっています。下方向に排気するようになっているため、メガネも曇りにくいです。(試し済み)
自分の鼻の形に合わせられる
鼻の部分を、自分の鼻の形に合わせて変形させることができます。このマスクの外側のノーズクリップの金属は丸みを持たせてありますが、内側を見ると、出荷状態では鼻の厚みを無視した三角形になっていますので、自分の鼻の形に合わせる事をおすすめします。
外側のノーズクリップの金属は丸みを持たせてある
出荷状態では内側は三角形
バンドが耳にかけるタイプではなく頭にかけるタイプのため、「職人さん」の印象になります。業務用の製品のためだと思いますが、作りがしっかりしていて、ゴムをかなり引っ張っても切れたり外れたりしませんでした。
花粉症対策
私は花粉の多い時に外を歩いていると、鼻の粘膜はヒリヒリ、喉はイガイガした印象になります。このマスクを付けると、このヒリヒリ感がやわらぎます。喉のイガイガ感がやわらぐまでには数十分かかりました。
これを付けて花粉の時期の高尾山を登りました。
高尾山はスギだらけですので私は花粉の時期に登ると花粉症の症状が普段と比べ物にならないくらい鼻水が出ます。前日寝る前に花粉症の薬も飲み、このマスクもし、ダブルで花粉症対策をしたおかげか使うティッシュの量は少なかったです。
高尾山は低い山ですがずっと登っていると息が荒くなり呼吸量が大幅に増えます。普通のマスクだと、息が荒くなってくると息苦しくなる上に息に含まれる水分でびちゃびちゃになってきて、とても付けていられません。しかしこの排気弁付きマスクはつけたままでも比較的息はしやすく湿度(水分)はこもりません。
▶︎高尾山の花粉については姉妹サイトのこちらの投稿をご覧ください。
結構気に入っています。花粉症に悩んでいる人は一度試してみてはいかがでしょうか?
▶︎Anker Solix C1000 (1056Wh) ポータブル電源 & Solix PS100 (100W) ソーラーパネルセットについてはこちらの投稿をご覧ください。